『読書感想文』 勝見洋一 中国料理の迷宮

中国料理の迷宮と言う本を読みました。

中国料理の迷宮 (朝日文庫)
中国料理の迷宮 (朝日文庫) 勝見 洋一

朝日新聞出版 2009-07-07
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  • 文庫版への序
  • 序章 中国料理とは何なのか
  • 第一章 魯迅が見た北京の食風景
  • 第二章 香港料理の現在
  • 第三章 宦官が作った料理の歴史
  • 第四章 清代の「街の味」
  • 第五章 共産党の「革命の味」
  • 第六章 文革の味覚
  • 終章 蘇る味、消える味
  • あとがきに代えて

時期的に、香港返還の後辺りまでの記述なので、現在の中国料理はまた、違う味のステージに行ってるかもと、読んだ後に思ったです。
文庫版への序では、「最近は辛い料理ばかり」と書いてあって、これはリニアモーターカーの話も触れてあるから、最近の味は辛いらしい。

著者は美術の専門家とのことだけど、凄い博識だなと。
著者によると、中国国外での中国料理っていうのは広東料理であって、それはまた、華僑料理である。
中華人民共和国料理というのはまた違うモノだと。
そもそも、王朝が変わる度に料理もリセットされてきたのだと。中国四千年の歴史をちゃぶ台返しするようではあるが、そういうモノだと。さらに、文革でまたリセットされているのでという話になるらしい。

首都北京の料理はと言うと、もともと北京は中国北方で、遊牧民族からの影響を強く受けている料理が多く、そこに清の時代で料理人の出身地である山東料理と、南方系の料理と北方系の満族料理、回族料理が激しく入り交じったと。
その後、清朝崩壊により宮廷料理人が市井に散らばっていきそして、国民党政権、日本支配によって味が変わり、文革でリセットと。

我々が普段接する中華料理は、広東料理の影響が大きいのは知っていたけど、本書を読んでみると、中国本土の料理の複雑さに混乱してしまう。本当に。

文革で、文化的産物への破壊活動がかなり酷かったことは知識としてあるが、本書を読んでも、かなり酷かったことがわかる。
著者は、文革の時代にマスコミは文革礼賛ばかりしていたと痛烈に批判しているけど、朝日文庫でその批判を読めると言うのはかなりシュールwww

ほか、面白いと思ったのは、フランス料理というのは、料理法はイタリアからの輸入、サービスはロシア宮廷文化の輸入と書いてあること。そうなんだと感心してしまった。

そんなわけで、中国料理の不思議な世界にちょっと触れたいと思ったら読んでみるのも良いかもしれないです。

『鉄道旅行?』 正倉院展と関西私鉄乗り鉄

新聞の集金にいつも来るおばちゃんと仲良しになっていたら、正倉院展のチケットをもらいました。
正倉院展、話に寄れば、前半と後半で展示物を入れ替えるとか。で、私がもらったチケットは前半の部、11月4日までのチケットでした。
前から一度、正倉院展に逝ってみたかったのもあったので、行ってきました。
ついでに、完済して角の地つぶしもしようと思って、スルッと関西 3Dayチケットを購入して。

大阪市地下鉄→学研都市線→生駒→生駒山

と言うわけで、大阪市営地下鉄から旅はスタート。
大阪市営地下鉄もまだ、乗り潰しては居ないのだが、そのうちにと考えつつ、御堂筋線の本町駅から中央線に乗り換え。
本町の呼び方、東北地方だと「ほんちょう」だけど、大阪だと「ほんまち」なんだよね。。。

中央線本町駅から、けいはんな線直通の電車に乗って、終点の学研奈良登美ヶ丘へ。


着いたら即引き返して、生駒へ。

生駒からロープウェイに。ロープウェイは鉄道になるのかな。手持ちの乗り鉄記録の本には載っていないけど、乗れるのだからとついでに乗っておく。


凄い車両だ(°□°;)

生駒山に直通かと思ったら、すぐに乗り換えで、、、

また、凄い車両だ。


生駒山頂着。

ここで謎が解けた。生駒山頂って、遊園地があるんだ。通りで家族連れが多いわけだ。
展望台くらいしかないと思っていたんだけど。。。

で、即引き返し(´_`。)

ケーブルカーで運転するだけあって、かなりの急勾配。

写真では解りにくいなぁ。。。
生駒山頂に電波塔を建てる理由が分かった。急峻な山だから、都合が良いんだな。


解りにくいと思うけど、列車交換をしたりするんだよね。

生駒→生駒線→王子→新王子→田原本線→西田原本→・・・→奈良

次は、奈良に行くんだけど、乗ったことがない路線を通っていくわけで、
生駒線→田原本線→橿原線→奈良線の経路で奈良へ


生駒から


王子駅へ


新王子駅に歩いて連絡の


西田原本駅


田原本駅に徒歩連絡して、


近鉄奈良駅着。
思ったより時間がかかった。

正倉院展


正倉院展に。
14時頃到着。到着した時間が良かったのか、待ち時間無しで入城できた。

館内は結構な人で、冷房も効いて無く暑かった(´_`。)

正倉院展は、1946年から開催されていると、ふむ、戦後すぐから開催しているのか。それは凄いなと感心したり。

色々展示してあったけど、蘭奢待が展示してあった。
展示の説明には、足利義政、織田信長、明治天皇が切り取ったとあるけど、足利義満じゃ?とおもったら、いろんな人が切り取っていたんだの。

他、刀剣の展示もあったが、さびていないんだけど、これは刀を研いで手入れしてあるからだよね。

古文書類もしっかり残っていて、これ、紙や布に書いてあるから残っていたわけだけど、デジタルデータだったら1300年後にも残っているか若干疑問だな等と考えたり。

正倉院の宝物が状態よく現代まで伝わったのは、奈良に都が移ってから早いうちに、京都に都が移ったことが影響しているんではないかなと考えたり。
そのおかげで、戦乱で消失することもなかったんだろうなと。
応仁の乱では、かなりの文物が焼け落ちたっていうからね。

姫路へ行こうとするが、あきらめる

そんなわけで、正倉院展を見終わった後に、鉄道を乗り潰しつつ、山陽電鉄の山陽そばで、スタミナうどん食べたいし、奈良から三ノ宮まで直通列車出ているしってことで、三ノ宮に向かう。

うーん、距離があるのにロングシートか。。。

そんなこんなで、三ノ宮到着。
さすがに疲れたw、姫路まで行くのがめんどくさい、ってことで、とりあえず、姫路行きの特急に乗った後に、スルッと関西 3dayチケットについてきた案内を見て、高速長田駅にお店があるらしいので、そこで降りて店を探す。

が、マクドナルドしかないよ。看板には、あるようなことが書いてあるが、ホームページを見てみたら無いじゃなイカwwww
酷いじゃなイカ!

近場でお店があるのが、元町駅なので、元町駅に向かうが、売り切れだった orz

そのまま阪神電車で梅田に向かうと orz

阪神電車は、これで、武庫川線だけになったのだが。。。

晩ご飯

自宅で作っても良いのだけど、せっかくなので食べてみたかったラーメンを食べていくことに。


これ、ありえないだろうwwww
実際に見ると迫力ある

これでも、野菜ましってレベルで、さらに2レベル上まであるという。。。。
ちなみに、トッピングをいくら増やしても値段は一緒。
食べたらおなか一杯になりました。

で、隣に居た人がつけ麺を注文していたけど、アレもあり得なかった。トッピングの野菜がどんぶりいっぱいに・・・。
今度、つけ麺を食べに行くか。。。

食べに行ったお店は、ラーメンつけ麺 笑福 大阪西中島店です。

『読書感想文』 保阪正康 歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか

歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか を読みました。

歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか (朝日新書)
歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか (朝日新書) 保阪 正康

朝日新聞出版 2011-08-10
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  • 序章 主張すべき姿勢とは
  • 第一章 昭和前期の領土空間とその崩壊
  • 第二章 近代日本の領土拡充史
  • 第三章 「歴史」と「政治」の北方四島
  • 第四章 条約と現実の竹島問題
  • 第五章 資源と外交の焦点・尖閣諸島
  • 終章 時代に託されている論点

話の内容としては、
・戦前の日本の領土について
・ロシアとの国境問題、つまり、北方四島
・韓国との領土問題、つまり、竹島問題
・中国との領土問題、つまり、尖閣諸島問題
になります。

日本の領土問題を考えるとき、出発点となるのは、サンフランシスコ講和条約であると指摘。
サンフランシスコ講和条約で、「日本の領土」というのが定義されているが、これを本に考えることが議論のスタート。

北方四島では、日本は講和条約で千島列島と樺太半島南部、樺太南部に付属する諸島を放棄したけど、北方四島がどこに含まれるかという議論に。
帝政ロシアからとの外交を見てみると、北方四島は日本の北海道に付属する諸島で、千島列島(ロシアではクリル諸島)では無いと言うことが確認されていること、
さらに言えば、千島列島は外交的かつ平和的に日本領土になったこと、南樺太は日露戦争の結果であるので、こちらについても色々と言いたいことがあるけど、講和条約の関係もあるので置いておくとしても、北方四島のソ連による軍事行動は、8月28日から開始され、降伏条約が締結された9月2日以降にも行われていたので、以下に不当な行動であったかを指摘している。

このことはもっと、国民にもアピールして、世界的にもアピールしておく必要があると。その通りだなと。
北方四島+千島列島+南樺太については、アメリカがソ連に対日参戦の対価として提供したと言う面もあるので、アメリカを頼りの異出来ないとはその通りだなと。

このほかに竹島、尖閣諸島の話もあるけど、講和条約においてアメリカがあえて問題点になりそうな所を曖昧なままにしておいたと言うこともあってね。

日本としては、国民に広く周知して、国際的にも主張していく必要がありますが、一部、外国に迎合する人たちが居るのがね。

『デジタルガジェット?』 JiNS PC

前々から、液晶ディスプレイの明るさで目が疲れ気味になっていたり、もしかして睡眠障害もディスプレイの明るさが影響するのかな、とか思っていたので、このJiNS PCというメガネを買ってみました。

同様の製品には、TALEXのグラスにもあるのですが、

TALEXのレンズは高いんだよね。度無しレンズで1万円。+フレーム代なので、試しにってレベルではないw
でも、TALEXのサングラス欲しいので、来年辺りに買うつもりですが。。。

で、JiNS PC、9月30日に発売開始。私は10月3日に買いましたが、ほとんど売り切れてました。
あちこちで宣伝していたからかな。3990円と安いし。

値段が安いので、作りも安い感じがでています。
1サイズのみで、自分で調整可能にしているためか、フレームが柔らかすぎてなおさら安物感が強調されている。
これは値段を実現するためのトレードオフですね。

実際の効果はと言うと、まだはっきりと体感できていません。
はっきりと目の疲れが改善されたとも感じてないし。気がつかない感じで効果が出ているのか?
睡眠に関しては改善されているが、これだけで間然されたわけでもないだろうし。
このメガネをつけないよりはつけておいた方が良いかなという所かな。
このメガネをつけたまま長時間ディスプレイを見ていて、メガネを外してディスプレイをみると、まぶしくてきついと感じるので効果はあるんだろうなと。

で、特定の周波数をカットするために、レンズに色が入っているため色合いが変わって見えるのは注意ですかね。
普段は困ることが全くないけど、本の電子化でカラーページをスキャンして、その出来具合をチェックするときに違和感を感じますね。
普通に使っているには問題ないですが。

と言うことで、値段も安いし、これで目の疲れが改善されるかもしれないので、試してみる価値はあるんじゃないかと。

『デジタルガジェット』 Windwos PCにAndroid SDKをインストールする

昨日のMacに続いて、Windows PCへのインストール。
Windowsのインストールについては、あちこちにドキュメントがあるし、インストーラーもあるので、問題なくインストール出来る・・・はずが、躓いたところがあったのでメモ。
Pleiadesのページの説明が解りにくいというか、ページに書いてある内容がゴチャゴチャして解りにくいってのが大きな原因かと思うのですよ、ハイ。

とこんな事を書いたとおり、躓いたのは、Eclipse/Pleiadesのインストールです。
会社で使っているWindws XPと自宅のWindows 7(64bit)で挙動が違ったのが大きな原因。

Windows XPでは、Program Files以下にEclipseを置いても動作したけど、Windows 7(64bit)では、
Program Files以下に置くと、正しく動いていそうで実はちゃんと動かないという。

c:eclipseみたいな、スペースを含まず、且つ短いパスのディレクトリに置かないとダメなんだよね。

これに関する注意点は、Pleiadesのページの一番下に書いてある。そんな重要なことは、一番上にかけよ・・・。
これに嵌まって、ADTプラグインがインストール出来ずに、3時間くらい悩んでいたよ。
Windows XPでちゃん動いたのもあって、なおさら嵌まったさ。

他に嵌まったところは、proxy設定。
会社のネットワークは、アクセスログ記録のため、外部の通信はproxyを通す必要があるんだけど、この設定でも嵌まった。
設定は、Windows版の場合、
ウィンドウ―設定―一般のネットワーク接続にあって、そこを「ネイティブ」にしてあれば、IEのproxy設定をそのまま利用できると言うことだが、なぜかこれでは上手くいかず。
最終的には、一度「マニュアル」に設定した後、再起動して、再度、「ネイティブ」と設定すると、通信出来たという。
これは、Eclipseが悪いのか、proxy設定が悪いのか、たぶん、proxy設定が悪いんだろうけど、こんな嵌まり方もしました!って事でメモ。

こういう本質的でないところで時間とられるのが一番困りますね(´・ω・`)

『デジタルガジェット』 MacにAndroid SDKをインストール

色々わけあって、Android SDKなどを入れてみたりしているのですが、Macでもインストールしてみたので、そのメモなどを。

必要なモノは、
JDK
Android SDK
Eclipse
なわけですが、JDKはMacに入っているようなので、まずはAndroid SDKをインストール。

Android SDKインストール

http://developer.android.com/sdk/index.htmlからMac版のSDKをダウンロード。
zipファイルなので、そのままダブルクリックで解凍する。
で、インストールなんだけど、どこに入れたら良いのだ。。。Macの作法は解らぬ。。。
ということで、ホームディレクトリ直下に解凍した時に出来たディレクトリごとコピー。これで良いのか?

PATHを通しておく必要があるので、~/.bash_profileを作成して、以下の内容を追加

PATH=$PATH:~/android-sdk-mac_x86/tools
export PATH

bashでpathを有効にするために、sourceする。

source ~/.bash_profile

Androdi SDk and AVD Managerを起動。

android &

pathがちゃんととっていれば、起動します。

で、環境のアップデート&必要なツール類のインストール。時間が掛かるので注意!
Installed packagesでUpdate all…を実行。すべてインストール。
Available packagesで全部選択して実行。すべてインストール。

Eclipseのインストール

Eclipseのインストールについては、
http://web.showjin.me/2011/10/eclipse_androidsdk.html
のページの通りに行えば問題なし。

ADT Pluginのインストール

これも、さっきのページに書いてあるとおりでOK。
って、私の場合、Eclipseがらダウンロード出来たので。
途中で警告出るけどそのまま続行でOK。
Eclipseの再起動後、Eclipse-環境設定からAndroidを選んで、「SDKロケーション」で、先ほどSDKを入れたディレクトリを指定。

以上で完了

あとは、エミュレータを起動させてみましょう!

『読書感想文』 渡辺房男  お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生

お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生を読みました。

  • はじめに
  • 第一章 幕末の財政破綻——戊辰戦争の軍資金は、いかにして調達されたか
  • 第二章 新政府、苦肉の財政立て直し——三岡八郎の登場と太政官札の発行
  • 第三章 「円」は、いかにして生まれたか——大判小判の世界から、新貨幣の世界へ
  • 第四章 日本初の貨幣鋳造工場——近代化への生みの苦しみと、大隈重信の執念
  • 第五章 藩札、太政官札の退場——箱館戦争の終結、中央集権体制の確立へ
  • 第六章 「明治通宝」札の登場——初の「円」紙幣発行、通貨統合の完成
  • 第七章 「国立銀行」誕生の怪——なぜ、一五〇種を超える銀行紙幣が発行されたのか
  • 第八章 最初の正三は神功皇后——悲願の国産紙幣が印刷機に掛かるまで
  • 第九章 松方財政と日銀の誕生——20年かけて完成した通貨流通体制
  • おわりに

この本もかなりお薦め。通貨制度の変遷なんて、歴史の授業でも習わないしね。
江戸時代、日本は、金貨である大判、小判のほかに銀貨をベースとした東国経済と、銀地銀をベースにした西国経済、さらに、各藩内で通用した藩札が流通する状態で、通貨統合されていない状態だった。そこに、新政府が発行した太政官札が加わり、偽金もでまわる混乱した経済状態に。
箱館戦争終結後、新政府は新しい通貨、「円」を確立すべく動き出す。
小判等の旧貨幣の改修、藩札、太政官札の消却と、新しい円通貨、紙幣の発行。
新しい紙幣は、不換紙幣である明治通宝札と金貨、銀貨。さらにに、「国立銀行」が発券した国立銀行札。
新しい通貨制度が軌道に乗り始めた段階で発生した西南戦争により、政府発行紙幣(不換紙幣)の増発がおこり、インフレと政府紙幣の下落が発生。
最終的には、いわゆる松方財政により、日本銀行の設立と、兌換紙幣である日銀券の発行により、日本の通貨制度が確立する。
と言った話です。

明治政府によって、新しい「円」という通貨制度がスムーズに導入されたというイメージがあったので、かなり興味深い内容。

太政官札は、発行当初は明治政府の信認も低かったため、額面より大幅に安い状態で流通していたが、政府の信認が高まるにつれて、額面での取引が出来るようになっていったとか、
小判や二朱銀などからの円への交換レートも、金、銀の含有量を精密に測定して交換レートを決めたとか、
各藩の藩札は、実勢レートに基づいて交換されたとか。なかなか興味深く。

明治政府の当初方針では、金、銀は外国との貿易決算に使うために貯蔵しておき、国内では不換紙幣流通させていく、管理通貨体制を目指したが、裏付けのない紙幣発行により、インフレ発生、不換紙幣の暴落という事態を招く。
さらに、国立銀行というのが存在し、これは、国法に基づいて作られた私立の銀行のことだけど、この銀行にも発券機能を与えたことで、政府紙幣と150種の国立銀行券が流通する状態になる。
最終的には、インフレを抑制するために、中央銀行である、日本銀行を設立し、銀と兌換可能な兌換紙幣である日銀券を発券して、すべての政府紙幣、国立銀行券を回収して、日銀券に交換することで、今日に続く「円」の通貨制度が確立。

明治政府が初めから、銀本位体制の兌換紙幣を発行していたと思っていただけに、勉強になる事が沢山ありました。
本書でもちょっとだけ触れていますが、このあと、銀本位体制が続いた後、銀が暴落したので、金本位体制に気変わった後、世界恐慌で金本位体制から離脱した後、そのまま戦争に突入し、管理通貨体制になって今日に至ると。
ニクソンショックまでは、ドルと金の交換が保証されていたので、その時までは金に交換は出来たのかな。

と言うわけで、お薦めな1冊。