AMD Eyefinityで3画面表示してみた。

自宅の机の上には、3台の液晶モニターが置いてあります。
23インチ1920×1080のが2台、17インチ1280×1024のが1台。
23インチ2台をメインPCに接続して、17インチをゲーム専用(Final Fantasy XI)に接続。

最近、FF XIを解約したんです。もうね、やることがなくなってしまったうえに、ほとんどログインしていない。
2アカウント持っていたので、無駄に課金するのもなぁって事で解約したんです。

そうすると、17インチモニターが余るな、有効活用しなければということで、AMD Eyefinityをつかって、3画面表示しようと思ったのです。

使っているビデオカードはRadeon HD 5770で、DVI×2、DisplayPort×1、HDMI×1の出力があります。
そして、液晶モニタの入力は、DVIとアナログRGBのみ。
すでにDVIは塞がっています。

ならば、HDMI→DVI変換ケーブルで接続したらOKかなとおもったが、調べたところ、Eyefinityで3画面以上表示にする場合、必ず一つはDisplayPort接続にする必要がある。
正確には、DVI/HDMIは最大2画面まで。それ以上の表示にする場合は、Display Portにする必要がある。

そんな訳で、DisplayPort→DVI変換ケーブルを購入する必要がある訳です。
ここでも落とし穴があって、変換ケーブルは「Activeタイプ」に対応したモノを買う必要があります。
一番安いヤツで選んでしまうと、DisplayPortで接続しても、2画面表示しかできないらしい。
詳しい理由はよく解っていないんだけど、ケーブルにのっけるクロック信号を生成する関係で、このような制限があるようで。

EyfinityについてGoogle先生に質問した後、アマゾンで値段がどのくらいか調べていたら、カスタマーレビューの所に「この変換アダプタだと3画面表示出来ない」ってな事が書かれていまして、Google先生をさらに問い詰めてみたらこんな事が出てきた訳で。
何も考えずにヨドバシカメラに行って買い物していたら、おおはまりするところでした(´・ω・`) 

ヨドバシカメラで店員に質問しても、対応したモノがちゃんと購入できるか不安だったのでそのままAmazonで購入しました。

HIS HDPSDVIEYE DisplayPort to DVI Adapter AMD Eyefinityという商品を購入しました。

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これ、シングルリンク対応。もし、デュアルリンク対応の製品だと、1万円くらいするんだよね。
デュアルモード対応だとAppleの製品を買うのが一番確実みたいですね。
アップル Apple Mini DisplayPort-Dual-Link DVIアダプタ MB571Z/A

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まぁ、2560×1440 (WQHD)以上の解像度に対応した液晶モニタを買うときになったら、入力にDisplayPortがあるのを買えばOKだし、DisplayPortが無いモニタを探すのも大変だろうからまぁ気にしなくて良いですな。

24インチサイズで2560×1440 (WQHD)表示出来るモニタ発売してくれないかな〜〜〜

そうそう、書くの忘れていた。
Radeon 5770の場合のみかもしれないけど、DisplayPortに接続されたモニタがプライマリモニタになるんだね。
17インチモニタをDiaplayPodrにつないだので若干困ったことになった。
けれども、AMDの設置ツールでプライマリモニタは変更できるので、それで設定変えて対応。
ケーブルをつなぎ直す事はしなくてOK。。。

『読書感想文』 小牟田哲彦/鉄道と国家 「我田引鉄」の近代史

鉄道と国家─「我田引鉄」の近現代史 (講談社現代新書)を読みました。

鉄道と国家─「我田引鉄」の近現代史 (講談社現代新書) 鉄道と国家─「我田引鉄」の近現代史 (講談社現代新書)
小牟田 哲彦

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  • まえがき
  • 第一章 鉄道は国家百年の大計
  • 第二章 日本の鉄道を作った政治家たち
  • 第三章 「我田引鉄」で生まれた鉄道
  • 第四章 政治が生み出す停車場
  • 第五章 鉄道存亡を左右する政治力
  • 第六章 海外への鉄道進出

鉄道敷設と政治は切っても切れない関係。
それはいま現在でも通じる話。
そんなエピソードをまとめた1冊。

色々と興味深い内容でしたが、その中からいくつかピックアップすると、
・佐藤栄作と東海道新幹線
東海道新幹線というと、当時の国鉄総裁の十河新二と技師長の島秀雄の両名の話になるのですが、佐藤栄作もじつはキーパーソンなんだよと。
佐藤栄作は、官僚としては鉄道政策にずっと携わってきて、運輸次官から政治家に転身。大蔵大臣の時に東海道新幹線計画に携わったが、その時に、時の政権による影響を排除するために(政策変更で予算が付かなくなるなど)、世界銀行の融資実現に積極的に関わったと。
東海道新幹線実現のために世界銀行の融資を利用したと言う話はよく知られる話ではあるけど、佐藤栄作という政治家の関わりという面はあまり知られていないのではないかなと。

・大船渡線
「我田引鉄」といえば大船渡線。
我田引鉄や鉄道忌避説のなかには、当時の鉄道技術からそのルートにせざるを得なかった事情があったのに、いつの間にか我田引鉄の話にすり替わったり、鉄道忌避説にすり替わった例が多いらしいのですが、大船渡線はガチで我田引鉄。

・中央線、大八回り
中央線の岡谷~塩尻かんは、辰野経由の通称「大八回り」と、短絡線の2線あるけど、本来は短絡線のルートになるところを辰野回りに「我田引鉄」下という話。
こちらの話はどうも都市伝説らしく、中央線を敷設したときの技術力ではこの距離のトンネル掘削ができなかったこと、勾配がきつくいためにこのルートを避けたと思われること、蒸気機関車による長大トンネルの運転は危険が伴うため避けたこと、が真相ではないかと。

・岐阜羽島駅
在来線と接続しない東海道新幹線の岐阜羽島駅。この駅も、政治駅ではないかと言われている。
当時の大物政治家、大野伴睦が圧力をかけて駅を設置したのではないかと。
これについては、いろんな説を載せているけど、結局は大野伴睦の影響力を利用した、影響力があったと言う点では政治駅と言えるのでは、と言う結論みたいですね。
もし、岐阜羽島駅を設置しなかったとしても、関ヶ原の積雪対策のためにどのみち駅を設置せざるを得なかったとは思うんですがね(東海道建設時には、関ヶ原の積雪が新幹線運行にこれほど悪影響を与えるとは思われていなかった。)

他、我田引鉄と言えば田中角栄で、田中角栄と上越新幹線、赤字ローカル線の話など、鉄な人でも鉄じゃないひとでも興味がありそうな話題が結構あるのでお薦めできるかと。

『読書感想文』 黒木亮/シルクロードの滑走路

シルクロードの滑走路を読みました。

シルクロードの滑走路 (角川文庫) シルクロードの滑走路 (角川文庫)
黒木 亮

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独立したばかりのキルギスを舞台に、航空機リースを題材とした経済小説。
まず、キルギスってどこにある国だ?って話になると思います。
Wikipediaを参考にすると、キルギスは中央アジアにある旧ソ連の構成国の一つ。
遙か昔は、匈奴や突厥といった民族の領土だった、と言う話も小説の中で出てきます。
旧ソ連の構成国だったということで、国際ビジネスの常識が全く通用しません。それに翻弄されながらも何とか航空機リースの契約締結する、と言った話になります。
交渉が全く進まない、一つの話がやっと終わったと思ったらまた蒸し返す、無理難題を言ってくる、それにキレそうになる主人公、この繰り返しですw

他の作品と同じ期待度を持って読むと、ガッカリしてしまう作品かな。
旧共産主義国家とのビジネスは、ものすごくめんどくさかったんだよと言う筆者の心の叫びを感じ取るような作品です。

余裕があれば読んでみたらいかがでしょうか。

『読書感想文』 大江志乃夫/日本の参謀本部

日本の参謀本部って本を読みました。

日本の参謀本部 (中公新書 (765)) 日本の参謀本部 (中公新書 (765))
大江 志乃夫

中央公論社 1985-05
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  • 一 メッケルの遺産
  • 二 参謀本部の起源
  • 三 外征軍の頭脳
  • 四 日清戦争前夜
  • 五 日露開戦と参謀本部
  • 六 日露戦争中の幕僚の機能
  • 七 幕僚機構の官僚機構化
  • 八 目標喪失の時代
  • 九 目的・目標がない戦争
  • 一〇 二正面の重圧
  • 一一 参謀本部の崩壊

大変勉強になった一冊。

戦前日本の歩みに大きな影響を与えた参謀本部、その歩みを記した一冊。

有名なメッケルは、ドイツ参謀本部では2番手の人物であったこと、戦術の専門家ではあったが戦略の専門家ではなかったため、明治初期の参謀本部立ち上げ時には陸軍大学校の教育にとって良かったが、スタッフが充実して組織が大きくなるに従って、その弊害が大きくなったと。ふむ〜。

組織としては、山縣有朋の存在が参謀本部のあり方を大きくゆがめたと。これはやっぱりな、という感じですね。
山県有朋が、情報政治家であって謀略を好み、その個性が参謀本部のあり方にも影響したと。確かに、後の参謀本部は謀略を好みましたな。
一方で、必須の兵站業務を軽視するため、日露戦争でも補給で苦労して、太平洋戦争で餓死者続出という事態になったと。
また、山縣有朋が権力を保持するために、極端に政治からの独立性に拘ったことが、後に統帥権独立問題と絡まって、大きな問題になったのはご存じの通り。

それでも、日露戦争までは機能していたけど、その後、急速な官僚化が進み、急速に人材の劣化が進んでしまったと。
あと、皇族参謀長と軍令部長の弊害がでかすぎましたな。

読んでいて色々考えさせられました。
第二次大戦の組織的問題について興味がある人は必読です。
ただ、書かれた時期が1985年なので、最近の研究成果も反映された本も一緒に読みたいですね。

『読書感想文』 泰郁彦/陰謀史観

陰謀史観を読みました。

陰謀史観 (新潮新書) 陰謀史観 (新潮新書)
秦 郁彦

新潮社 2012-04-17
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  • 第一章 陰謀史観の誕生
  • 第二章 日米対立の史的構図(上)
  • 第三章 日米対立の史的構図(下)
  • 第四章 コミンテルン陰謀説と田母神史観
  • 第五章 陰謀史の決算

本書で取り上げている陰謀史観の選定基準は、
1)「ひそかに」、「はかりごと」、「体系的」の三条件を満たしていること
2) 昭和期を中心とする日本近代史の流れにくり返し出没して、定説ないし通説の修正を迫るもの
3) それなりの信奉者を集め、影響力を発揮している
となっていてるけと、取り上げられているのは保守系言論人やその信奉者、支持者のあいだで出回っているトンデモ陰謀史観を取り上げているって感じですなw

一番ページを割いているのは、田母神閣下のトンデモ陰謀史観ですが、本書でその支持者としてあげられている人を見ると、渡部昇一、中西輝政、西尾幹二など、これを見ても(ノ∀`)アチャーって感じですw

そもそも、満州事変からその後の日米開戦まですべてがコミンテルンの陰謀だったてのは無理があるでしょう。
本書でも指摘されているけど、それだけコミンテルンが凄い陰謀力を持っているなら、なぜ独ソ戦で最初、ドイツにやられっぱなしだったのか、第二次大戦で一番犠牲者が多かったのはソ連なんだがなぜことです。

私が思うに、第二次大戦の日本に関係する陰謀論が受け入れられる素地としてあるのは何だろうと考えてみると、
張作霖爆殺事件から第二次大戦開戦まで、日本は多数の失敗をした訳ですが、それら失敗を認めたくないというのが背景にあるのではないかと。
栄光ある大日本帝国がこのような失敗をするはずがない、我々の祖先がその様な失敗をするはずがない、すべて、外部勢力の陰謀が原因なのだ、って事ではないでしょうか。

筆者の泰郁彦も、右も左もバッサリ切り込むから、左右から攻められて大変だよね。
従軍慰安婦問題の時は、そのインチキを暴いたために左から攻められて、ここ最近は、右のトンデモ説を批判したりするために、右から攻められるしね。
と、思いながら読み進めたのです。

現代史に興味がある人は是非読んでみたらいかがでしょうか。

『読書感想文』 野口武彦/明治めちゃくちゃ物語 勝海舟の腹芸

明治めちゃくちゃ物語 勝海舟の腹芸を読みました。

明治めちゃくちゃ物語 勝海舟の腹芸 (新潮新書) 明治めちゃくちゃ物語 勝海舟の腹芸 (新潮新書)
野口 武彦

新潮社 2012-02-17
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週刊新潮で連載しているコラムが本になったヤツです。いまでも連載しているのかな?
江戸時代から始まって、ついに明治維新を迎えました。明治維新前夜から箱館戦争終了まで。

一般的に知られているエピソードから、マイナーなエピソードまで46本。歴史雑学力アップします。
暇なときに読むのにお薦め。